「Vシネマの帝王」として名を馳せた哀川翔さん。強面の役柄で知られ、クールで無骨なイメージを持たれている方も多いかもしれません。しかし、そんな彼が実は**「カブトムシの飼育家」**としても有名であることをご存じでしょうか?
哀川翔=カブトムシというイメージは、テレビでもたびたび紹介され、すでに広く知られた話題です。しかしその裏側には、「ただの趣味」では片づけられない熱意と深いこだわり、そして自然への愛情が詰まっています。
本記事では、哀川翔さんとカブトムシの驚くべき関係、どのように始まり、どんな飼育スタイルを持っているのか、さらにはテレビやイベントでのエピソードまで、徹底的に解説します。
哀川翔がカブトムシを飼い始めたきっかけとは?
哀川翔さんがカブトムシにハマるようになったきっかけは、**「子どもとの触れ合い」**だと言われています。
あるテレビ番組で語っていたところによると、もともとは子どものためにカブトムシを飼い始めたのが始まり。しかし、そこからどんどん奥深さにはまり、自身の趣味としてのめり込んでいったのです。
当初は「オスとメスを一緒に入れておくと、自然と卵を産むらしい」といった素朴な興味から始まり、やがて繁殖や飼育方法を徹底的に研究。プロ顔負けのカブトムシブリーダーへと進化していきました。
飼育数はなんと数百匹!?哀川翔の飼育スタイル
哀川翔さんのカブトムシへの情熱は、単なる趣味のレベルを超えています。最盛期には、飼育しているカブトムシの数が500匹以上になったこともあるそうです。
さらに、カブトムシ専用の飼育部屋まで自宅に設けており、空調や温度管理、湿度まで徹底。専門家も顔負けの設備を整えていることから、業界内でも「ガチのカブトムシ愛好家」として知られるようになりました。
彼自身がテレビで語った名言にこんなものがあります。
「カブトムシっていうのは、手をかけた分だけ、ちゃんと応えてくれるんだよね。」
この一言からも、彼がどれだけ真摯にカブトムシと向き合っているかが伝わってきます。
“翔モデル”のカブトムシが生まれた!?最強個体の作出に成功
哀川翔さんのカブトムシ愛が生んだ逸話の中でも、特に話題となったのが**「翔モデル」とも呼ばれる特大サイズのカブトムシの作出**です。
2015年には、全長88mmという巨大なオオクワガタを育て上げたことがニュースに取り上げられ、昆虫業界やファンの間でも大きな話題となりました。
この記録は当時、日本国内でもトップレベルのサイズとされており、飼育・繁殖の技術が極めて高いことが証明されました。
哀川さんはこの個体を「翔88」と名付け、自身のイベントなどでも披露。まさに“カブトムシ界のスター”としての地位を確立しました。
カブトムシのイベントを主催!子どもたちとの交流も
哀川翔さんは、自分の趣味をただ楽しむだけでなく、それを社会貢献や教育にも活かそうとしています。その代表的な取り組みが、「カブトムシふれあいイベント」の開催です。
2010年代後半には、地方の子ども向けイベントや百貨店などとコラボして、カブトムシの展示・ふれあい体験を提供。子どもたちに虫とのふれあいの大切さや、命の尊さを伝える機会を積極的に設けていました。
特に注目されたのは、「カブトムシゆかり」との共演。芸人であり昆虫博士としても知られるカブトムシゆかりさんとのトークショーでは、2人の“昆虫愛”が炸裂。イベントは大盛況となりました。
テレビ番組でも度々取り上げられる“昆虫芸能人”としての顔
哀川翔さんは、バラエティ番組でもそのカブトムシ愛をたびたび披露しています。
代表的な出演例:
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『アメトーーク!』の「カブトムシ芸人」回
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『笑っていいとも!』での昆虫談義
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『ダウンタウンDX』での自宅飼育部屋紹介
これらの番組で披露される哀川さんのトークは、いつもの強面キャラとは異なり、少年のような無邪気さを感じさせるものばかり。
視聴者からも「ギャップがかわいい!」「家族にも優しそう」といった好感度の高い声が多く寄せられました。
哀川翔にとって“カブトムシ”とは何か?
哀川翔さんにとって、カブトムシとは「趣味以上の存在」です。
一人の大人として、そして一人の父親として、「命の大切さ」や「自然との共生」を伝えるツールとして、昆虫飼育を実践しています。また、ビジネス的な側面ではなく、純粋に「面白いから」「育てていて楽しいから」続けているという姿勢も、多くの人に共感を与えています。
カブトムシを育てることを通じて、哀川さんは「人間にも通じる自然の法則」「生き物に対する責任感」など、様々なことを学び、発信してきました。
まとめ:哀川翔の“カブトムシ愛”は本物だった!
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哀川翔さんはカブトムシ飼育の第一人者級芸能人
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きっかけは「子どものため」から、今や自宅に数百匹
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巨大カブトムシの作出にも成功!翔88という記録も話題に
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イベントやテレビ出演を通じて「命の教育」にも尽力
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哀川さんの生き方そのものに、自然との向き合い方が表れている
昆虫好きの少年だった哀川翔さんが、大人になってもその情熱を失わず、趣味と教育、そして社会貢献にまで昇華させている姿は、まさに現代のロールモデル。
怖い役柄とは裏腹に、自然と命を愛する姿勢が、人としての魅力をより一層引き立てています。
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